2012/04/16 ついったーたのしすぎてぼくは
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★学パロ
なんか学パロの設定が滾ってしまいましたうへへへへ(∩´∀`)∩
完結予定はないので、本家では取り上げられなさそう。うへへへへ・・・w
中学生のカビちゃんが見たいんだ……! バカなメタさんも書きたいv
セーラーもブレザーも可愛いよねぇ、キュロットって・・・キュロットってどんだけ萌えポイント付いているのですかうわああああ!!!!
続きから学パロSSですってよ(´∀`*)ウフフ
完結予定はないので、本家では取り上げられなさそう。うへへへへ・・・w
中学生のカビちゃんが見たいんだ……! バカなメタさんも書きたいv
セーラーもブレザーも可愛いよねぇ、キュロットって・・・キュロットってどんだけ萌えポイント付いているのですかうわああああ!!!!
続きから学パロSSですってよ(´∀`*)ウフフ
四時限目の終わりの鐘が鳴って、ようやく終わったとばかりにペンと筆箱をしまう音があちこちから聞こえてくる。
僕は寝ていた頭をえいや、と起こして2,3度横に振るとおもむろに席から立ち上がって、走って2階の購買へ向かった。
いつものお昼の焼きそばパンは大人気で、すぐに買いに行かないと売り切れてしまうんだ。
焦る気持ちを必死に抑えて、どたどたと女の子らしくない動作で階段を下る。さっきジャージに着替えといてよかったな、なんて思いながら長い廊下のさきの「購買部」と書かれた大きな看板を目指す。
「すみませーん! 焼きそばパンありますかー?」
「あら、やっぱりカービィちゃん! ちゃんと残っているわよ、安心してね!」
購買のおばさんが僕の分の焼きそばパンを袋に詰めてくれて、僕はいつも通りいちご牛乳とキャンディとをかごにいれて、お金を渡す。そのうち、あったかいパンと品物の入ったビニール袋が僕の手の上に乗せられて、ばいばいって手を振るとおばちゃんも手を振り返してくれた。僕はてっとこと外の広場を目指して、進んでいった。
”……えー、只今の勝者ー、ペンギー選手! 賞金は……3500円だー!!!”
広場に出ると、なんだかとっても人が多くて、凄くにぎやかだった。僕はぼーと眺めていたけれどふと思い出してあたりを見回すと人垣の中から這い出てくるようにしてこっちへ向かう親友の姿を見つけた。
「ディ? ……大丈夫? なんだかシャツもしわしわだよ」
「人が多いんスよ、きょうは……さっき二年の先輩に蹴られてしまいましたっス」
まぁ蹴り返したっスけど、と笑うこの子は、僕の親友で同じ中等部二年のディだ。
彼女は制服のままだったから、シャツもしわくちゃでなんだかかわいそうだな、と思っていると「オイラも着替えとけばよかったッスね」と苦笑いをして、パンパンとスカートの砂を払った。
「それにしても、どうしてこんなに人が…? 何かあるの?」
「まぁ、みてればわかるっスよ。……ほら、始まるっス!」
ディに手をひかれて、いつも座っている一番上のベンチに腰掛ける。焼きそばパンを加えてしばらく見守っていると、すり鉢型の円形広場の中央には人がいなくなっていって、三人だけが残されていた。
さっきの放送でも流れていた三年のペンギー先輩とと、高等部三年のクールスクープ先輩、もう一人は……
。
誰だろう。蒼い短い髪を風に揺らしているその人は、背格好から見ても高等部の三年生だろう。
でも、顔には大きな仮面をつけていて表情が読めない。その手には大きな金色の剣が――
「デ、ディ! あの人剣持ってる! 」
「この大会はっスねカービィさん、自分の特殊能力をフルに使って戦う戦いらしいっスよ。 だから武器の持ち込みも許可してあるらしいっス。」
「先生たちは怒んないの? ……わ!」
大きな笛の音とともに、にらみ合っていた二人の先輩が間合いを一気に詰める。そのままペンギー先輩は大きくジャンプすると、真横からの斬撃をギリギリかわ し、仮面の人の後ろにたつ。そのままアイスに持ってこうとするけど、仮面の人はそれを見切っていたかのように後方にバク転して避けた。
「前の段、三列目。……校長も教頭も観戦してるっス。養護教諭のゼロツー先生もいるっスよ。なんでも、お金をかけて一種の娯楽と化しているみたいっス。」
「公認ってことか……。」
「勝者にも掛け金の数割が行くらしくって、挑戦者は後を絶たないらしいっスけど……。メタナイト先輩が全部やっつけちゃうんス。」
「……買ったら、お金くれるの?」
「え? そうっスよ。多分――」
「危ないっ!」
視界に何かが迫ってきて、吃驚した僕はとっさにディを抱えてミラーシールドを張った。みしみしと地面がきしんで、身体中の筋肉が痙攣する。やっと重責から解放されて、シールドを解除すると逆さまになったディのお弁当箱と――粉々のキャンディの姿。
「……か、カービィさんありがとうッス! 先輩二人の流れ弾を防げるなんて、さすがカービィさ――」
「……ディ?」
「な、何スか?」
「……さっきの仮面の人、名前なんだっけ。僕記憶力悪いからさ、忘れちゃった。」
「め、メタナイト先輩のことッスか…………?」
そのメタナイトとやらは、うつぶせに倒れているペンギー先輩の横で司会役のクールスクープ選手に片手を持ち上げられていた。周りからは、二人の健闘をたたえる声。僕は周りの人を押しのけながら、ずんずんと広場の真ん中に進んで行って――――
ちゃき。
「メタナイトぉ! 僕は君に決闘をもうしこむぞォ!」
メタナイトの喉元にロッドを突き立て一方的に決闘を申し込んだ。
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